17歳のための世界と日本の見方
- 作者: 松岡正剛
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2006/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は面白かった!自分の興味とみごとぴたりと合いました。
そして、見つけた!という嬉しさがありました。見つけた、というのはこの本の著者 松岡正剛さんのこと。知の巨人。おそらくお気に入りの人になるでしょう。他にも色々本を読んでみたい!!ホームページを見ると、セイゴオさんのことが色々分かります。
ISIS編集学校の「守」コース、受けたい!千夜千冊読みたい!高い!!
斎藤孝さんを見つけた時もそうでしたが、セイゴオさんのときも同じ。三輪さんが推薦人になってる。ということはそろそろ三輪さんの舞台とか見に行かないとな(笑)。親戚のおばさんが三輪さん大好きなので、よく舞台の話とか聞くもんで。すごいらしいよ。
この本は大学で講義したものがもとになっているので、分かりやすい!セイゴオさんの専門分野について広く浅く(というと語弊があるかもしれないが、いい意味であまりディープになりすぎず)語られています。
東洋および西洋のものの考え方、文化の相違点、共通点を理解し、その中から日本を見つめなおす。世界を見つめなおす!という感じでしょうか。
東洋、西洋の文化を紐解いていこうとすると、どうしても宗教の話が出るんですが、本書の約半分くらいはこの話です。でも非常に分かりやすくまとまっていました。「編集」という視点から書かれているのも新しかったです。世界史、日本史がより深く理解できます。というのも学校の授業の場合どうしても授業もとびとびになるし、時代もどんどん進んでいくので、どうしても事実が点在してしまうのですが、本書の場合きちんと線でつながっているので、歴史が本来の物語として理解することが出来ます。しかもセイゴオさんの博識のおかげで歴史や文化をより多角的に見ることが出来ます。一瞬だけどアンディ・ウォーホールなんかも出てくる(笑)。
色々書いてきたけど、とにかくおもしろかったので興奮しておるのです。オススメ!